川面を漂う木の葉を見ていると、
ある葉っぱは、川の流れにのって、スイスイと流れていく。
しかし、ある葉っぱは、よどみにつかまって、流れなくなり、いずれそこで沈んでいく。
この明暗を分けるものは何か。
それはただの偶然としかいいようがない。
人間社会にも同じようなことが言えて、自分とは関係のないところで非常に大きな力が働いていて、上手く乗った人はうまくいき、よどみにつかまった人はツライ目にあう。
しかし、これは先に述べた、自分の力ではなんともならないものであり、これこそ、偶然の産物であり、考えてもなんともならない。
そういうものだのだ。
だから、あまり深く考えてもしょうがないことも多い。
流れに身を任せるしかない時もある。
それでも、そういう状態であり、そういう時期であることを認識しておくことは大切かもしれない。
いずれにしても、人の一生もまた、偶然の産物のように思える。
- MK
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