今に始まったことではないが、「情報過多」であることは否めない。
仕事柄 IT 関連の情報には目を通さねばならないし、経済ニュース、国際ニュース、政治ニュースなど、際限がない。まじめに見ていたらそれだけで一日終わってしまう。
それで、私は、いつのころからか、自分で「遠目読み」と呼ぶ方法で情報を眺めることにしている。文字通り、見ているデバイスがスマホであれ、タブレットであれ、パソコンであれ、文字が辛うじて読み取れるくらいまで離して眺めるのである。
かつ、「斜め読み」。どんどんすっ飛ばしていく。そして、「これは...」と思ったものだけちゃんと読む。その時間さえ無いときは、その情報を Evernote にでも貼り付けておいて後で読むようにしている。
一種の「取捨選択」。というか、どう見ても、不必要な情報のほうが圧倒的に多い。それをチェックするのは時間の無駄としか言いようがない。そうでなくても残された人生の時間は少ない。そんなものにつきあっていられない。
私の友人の一人は、今も、スマホを使っていない。もちろんタブレットなど持っていない。もしかするとパソコンも持っていない。それでも何不自由なく悠々と楽しく生きている。 余計な情報が入ってこないから自分なりの納得した生き方がしやすいのだろう。
情報は重要である。しかし、本当に自分に必要な情報は、ほんの一握りで、あとはどうでもいいことばかりだ。
しかし、膨大な情報の中から、有用な情報はチェックしておかねばならない。ここに問題がある。
だから、私は「遠目読み」「斜め読み」「すっ飛ばし読み」を実践している。
なにかの参考になれば幸いです。
2016/10/22
- MK